0月19日、20日に名古屋ささしまライブにて「防災国体」が開催されました。

当法人のペット防災委員長であるペットサロン「セカンドハウス」の渡辺さんが出展されたので、当法人スタッフと一緒に「減災教室ペット編」の普及に努めてきました。折しもこの前の週10月12日は台風19号により長野を始め東日本各地が被災したばかりで、ブースに来ていただいた約380名の方の防災への意識が高かったように思います。

特に今回の台風では「ペットを飼っているから、置いていけない」とご自宅に残り、逃げ遅れた方について報道されておりました。私たちのブースに来られた地域の自主防災を担当されている方、ボランティアセンターの方、行政の危機対策管理の方などから、ペットとの防災、避難についてどう進めていけばいいのか困っている、というお話を聞きました。「減災教室ペット編」は飼い主への啓発または取り掛かりのコンテンツとして、使わせていただきたいとお声をいただきました。

また、ご自宅で動物を飼っていらっしゃる方には、「減災教室ペット編」の体験版(5問)に回答いただき、実際に災害が起こったらペットを連れて避難するか、というアンケートにご協力いただきました。

お話を伺うと、今回被災された方の話を聞いて他人ごとではないと思い、預かってくれるところを探しているという高齢の方もみえました。減災教室では各項目に○×をつけていただき防災準備への達成度を表します。なぜその項目を〇にした方がよいのかということをご説明させていただくと、〇にするためにいつから行動を起こすかを皆さん真剣な面持ちで考えていらっしゃいました。すべての項目×の方がいらっしゃいましたが、減災教室の項目について、「そうだよね、準備しといたほうがいいよね」と納得して、迷子札などは今日、明日中に用意すると言ってくれた方もいました。

準備したほうがいいと思いつつも中々後回しにしていた、考えたこともなかったなどのご意見を頂き、こうしたイベントを通して大切なペットと自身の命を守る行動のきっかけを提供し続けることが必要だと感じました。


 

「セカンドハウス」さんのアンケートの集計結果では避難所に行くと答えた方が全体の約60%、行かないと答えた方が全体の約40%でした。行かないと答えた方の中から車中泊は36%、親族の家が17%となりました。またご回答を頂いた年代は、まだ体力的に余裕のある40代、50代が多かったので、車中泊の割合も高かったのではと思いました。数としては少ないですが、お話を伺えた70代、80代の方が「置いてなんかいかない」と仰る言葉にはペットへの愛情、絆の深さが伺えます。災害弱者と言われる高齢者の見守り、支援をどのようにしていくか、どのように事前アプローチしたらよいのか、これから考えていく必要があるのではと感じました。



〈セカンドハウスブログより引用〉