人と動物の共生センター、事務局の鈴木です。
2018年3月29日に岐阜市保健所会議室にて、「第2回人と動物が共生するまちづくりに向けた市民と行政による意見交換会」(※以下、意見交換会)を開催しました。
【開催の経緯】
2017年7月19日に市議会議員の和田直也氏に仲介をお願いして開催した、岐阜市とボランティアによる意見交換会からの発足となります。
岐阜市市民と動物の共生社会の推進に関する条例では、市民その他の主体は互いに連携を図るように努めることが明記され、日頃保護犬猫の譲渡や啓発活動で協働する市とボランティアが連携を図ることでより効果的な取り組みを行うことができると期待されます。そこで、人と動物が共生するまちづくりにむけた市民と行政による意見交換会として、定期的に会を開催すべく、第1回の会合を12月14日に開催しました。
第1回の意見交換会では、人と動物の共生に関する課題の洗い出しと優先順位付けを行い、優先順位の高い課題として、「ペット防災」、「猫の繁殖抑制」、「犬の吠えに関する迷惑」「殺処分の判断基準に関する合意形成」が挙げられました。

【ねらいと目的】
①行政に何でも押し付けで要望するのではなく、市民が主たる担い手となり、市民が公共を担えるようにしていくことを狙いとしたいと考えます。
②市民の活動と行政の活動、市民のニーズと行政のニーズ、それぞれを意見交換することで、双方が効果的に動けるようにしたいと考えます。
③市民側として「こんなこと行政に言ったら迷惑かな?」とか、行政側として「市民にここまで頼んでしまっていいものなのか?」という遠慮によって、効果的な活動ができない可能性もあります。対話によって、協働すべき部分では協働し、棲み分けるべきところは棲み分けると言った整理を行うことで、効果的な活動につなげたいと考えます。

【2018年3月29日第2回意見交換会開催】
上記のような経緯と目的を持って第2回意見交換会を開催いたしました。今回のテーマは「防災」です。参加者の皆さんには事前にペット防災について話し合った方がいいこと、今ご自身が取り組んでいることなどをアンケートにてご回答いただきました。回答を基に話し合うべきテーマ、実施状況、手伝ってほしいこと・提案のカテゴリーにわけて、一覧にしました。一覧にすると、自分では気づかなかった課題、知らなかった取り組みをわかりやすく見ることができました。
自分の意見ではないところも、ほぼ納得して必要だと思うことばかりで、まずどこからやるかということを決めるのに時間がかかりました。行政も動物取扱業者もボランティアも立場は違えど、共通して必要だと感じたところは「自助の気づき」です。普段何気なく犬猫を飼っている人に災害が起こったら自分と犬猫はどうするのかを考えてもらうことでした。災害は起こってみないと中々自分事として捉えるのが難しいと思います。でも、起こる前だからこそ、準備することができるのではないでしょうか。この「自助の気づき」を広めるために、今回具体案として出されたのが、「自主防災組織との勉強会」ということでした。自治会等の自主防災組織ではペットとの防災という分野はまだまだ未整理とのこと。課題に感じている自治会があるのなら、動物の専門家との接点を作ることで、取り組みをお手伝いすることができるかもしれません。