2018年度、トヨタ財団しらべる助成の助成をいただき、実施してきたペット産業CSRヒアリング調査。2月27日に企業向け報告会を東京にて、3月6日に一般向け報告会を名古屋にて開催させていただきました。

2月27日 ペット産業CSR調査報告会

2月27日 ペット産業CSR調査報告会

2月27日 ペット産業CSR調査報告会

2月27日は、今年度実施してきたペット産業CSRヒアリング調査の報告会ということで、ヒアリングさせていただいた主要ペット関連企業のCSR担当の皆様と、調査報告/セミナー/意見交換会でした。

セミナーには、IIHOE人と組織と地球のための国際研究所の川北秀人氏をお招きし、CSRとは何か?責任を果たすために、社会の動きを把握し、予測し、対応するにはどうすればいいのかについて、ご講演いただきました。

ヒアリング調査は、ペッツファースト、アニコム、イオンペット、AHB、アイペット、コーワペッツの6社にお願いし皆様からCSRに関して、どのような取り組みをされているかお伺いさせていただいてきました。報告会にも4社が参加いただき、ご意見交換しました。

意見交換では、ペット関連企業も、動物愛護家や動物愛護団体も、課題と感じている部分は非常に近いということを感じました。印象的だったのは、「正しいことを、正しくする企業が、評価さることが重要」「そのための販売のルールの明確化が必要」というご意見です。

劣悪な飼育環境に置かれる犬猫がいることを知っていても、直接取引がなければ、企業単体では影響力を及ぼせません。質の低い飼育をされていても、値がついてしまえば、質の低い飼育は継続されます。しかし、業界の横の連携を作り、業界全体を上げて、業界のイメージアップのために、より厳しいルールを作ることができれば、劣悪な飼育をしていては商売にならなくなります。業界の横の連携を促していくことが重要でしょう。

また、講師の川北秀人氏からは、ペットを販売するという切り口ではなく、人と動物の共生を支援するという切り口から、業界を横断的に連携させられる業界団体の存在が必要ではないか、そして、業界団体による褒める制度を始めるべきという提言をいただきました。