誰もが他者を思いやることのできる


社会づくりに貢献する


私たちは、飼っていない人、飼っている人、動物の三者の福祉が守られる、


人と動物の共生社会の実現を目指しています。

誰もが、動物に限らず、他人に対しても、人や動物に限らない環境に対しても、


思いやり、配慮し、調和することができれば、心穏やかで平和な世界になると思います。

私たちは、人と動物の共生というテーマを扱っていますが、


動物を大切に思う気持ちが、人への攻撃に転じてしまうと、


人と人の共生とは離れてしまいます。

意見の相容れない相手にとも対話的な姿勢で臨み、


協力しあえる道を探ることが、共生の道ではないかと思います。

人と動物の共生、人と人の共生は常にリンクしています。

私たちは、誰もが他者を思いやることのできる社会づくりに向け、


歩みを進めていきます。

代表理事 奥田 順之

代表プロフィール

理事長 獣医師 奥田順之

奥田 順之(おくだ よりゆき)

・獣医行動診療科認定医
・鹿児島大学共同獣医学部 講師(動物行動学)
・帝京科学大学 講師(ペット共生学)
・NPO法人 全国動物避難所協会理事長

岐阜大学獣医学課程卒 岐阜大学在学時、殺処分問題解決を目的とした学生団体を設立死活動。 卒業後、社会的合意形成を支援するパブリック・ハーツ株式会社入社。社会教育プログラムの開発に携わる。NPOを起業するにあたり、社会的企業支援プログラムに参加。ソーシャルビジネストライアル2011年度優秀賞受賞、東海若手起業塾第4期5期。

2012年NPO法人人と動物の共生センターを設立。飼育放棄の主な原因となっている、問題行動の予防・改善を目的に、犬のしつけ教室ONELife開業、2014年ぎふ動物行動クリニック開業。2017年に獣医行動診療科認定医取得。現在、同クリニックでは、年間150症例以上の新規相談が寄せられ、解決のサポートを行っている。2015年からペット産業の社会的責任に関わる調査やシンポジウムを実施。2018年に、ペット産業CSR白書を発行している。動物行動学の専門家として、ペット産業の適正化に取り組んでいる。ペット防災活動にも取り組み、2021年NPO法人全国動物避難所協会設立。

講演実績

2015年

  • 平成27年度地域創業促進支援事業「各務原創業スクール」
  • 三菱UFJリサーチ&コンサルティング「SB支援プログラム勉強会」

2016年

  • 千葉県動物愛護セミナー『高齢者とペットとの共生を考える』 
  • 名古屋市動物取扱業継続研修『犬猫の社会化と動物取扱業の社会的責任』

2017

  • 名古屋市動物取扱業継続研修『犬猫の社会化と動物取扱業の社会的責任』
  • 愛知県これからの社会貢献活動支援検討会議『ロジックモデル作成の意義と効果』

2018

  • 日本獣医動物行動研究会卒後教育セミナー『柴犬の攻撃行動へのアプローチ』 
  • 全国動物管理関係事務所協議会関東甲信越静ブロック会研修会『成果志向型動物愛護管理行政のススメ』

2019

  • 日本実験動物技術者協会第53回総会「動物の幸せとは何だろうか-動物の主体性とストレスの観点から-」
  • 神奈川県動物取扱業継続研修「動物取扱業の社会的責任と未来 動物愛護管理法改正と動物福祉の潮流を乗りこなすために」

2020

  • 令和2年度動物愛護週間中央行事「2020どうぶつ愛護オンラインシンポジウム」「鳥の目から見る、人と動物の共生社会-虫の目に偏らないために-」

2021

  • 静岡実験動物研究会 令和2-3年度大会(第50回総会及び第48回研究発表会)『問題行動の治療の実際』

学会発表

2012

  • 動物臨床医学会、第33回年次大会、『グループレッスンを利用した行動療法により、恐怖性攻撃行動が改善した柴犬の一例』

2013

  • 動物臨床医学会 第34回年次大会 一般口演 『犬の飼育放棄問題に関する調査から考察した飼育放棄の背景と対策』

2016

  • ヒトと動物の関係学会 第22回年次大会 『ペット販売業の持続的経営に必要な社会的責任の考察』

2018

  • ヒトと動物の関係学会 第24回年次大会 『ペット産業従事者アンケートから見る、犬猫の生体販売の課題』

2019

  • 日本獣医内科学アカデミー 第15回大会 『犬はなぜ咬むのか?咬む犬の相談をされたら(子犬編)』

2020年

  • 動物臨床医学会第41回年次大会 『柴犬の攻撃行動―深刻な攻撃への対応―』

2021年

  • 日本臨床獣医学フォーラム第 23 回年次大会 『犬の行動治療における薬物療法の基礎‐薬を出すだけにならないために‐』
  • 野生動物と社会学会 第26回大会 『猫の全国ロードキル調査結果と野外繁殖猫削減への一考察』