NPOソーシャルビジネス従事者/支援者対象セミナー NPOの社会的責任(SR)を考える
【実施体制】
主催:特定非営利活動法人 人と動物の共生センター
共催:社会的責任向上のためのNPO/NGOネットワーク(NNネット)
開催の経緯
2018年当初より、ソーシャルセクターの信頼性に関わる不祥事が、立て続けに報告されています。労働問題や寄付金・補助金の利用に関する問題など、様々な事件が起こる背景には、それぞれの団体や起業家が目指す成果(ポジティブなインパクト)に集中するあまりに、社会的事業が生み出す可能性のある、ネガティブなインパクトに目を向けることができなかったことがあるのではないかと思います。
社会的な事業が、真に社会的であるためには、本当に社会に貢献できる組織であり続けるためには、そもそも組織が持続可能でなければなりません。そのためには、多様なステークホルダーとの関わり合いの中から、自団体の社会的責任に対して、真摯に向き合う姿勢が必要だと思います。ただ、その全体像はつかみどころがなく、各団体の役職員一人一人が意識できているかというとそうではないのではないかと感じています。NPOの社会的責任を学ぶ機会が少ない中、その機会の一つとして、本セミナーを企画しました。是非ご参加ください。
主催団体代表
特定非営利活動法人 人と動物の共生センター
理事長 奥田順之
日時
2018年10月4日(木)
13:00~16:00(12:30開場)
場所
ドッグ&オーナーズスクールONELife
(人と動物の共生センター事務所)
岐阜県岐阜市岩地2-4-3
(駐車場あり・JR高山線 長森駅より徒歩10分)
講師
講師 川北 秀人 氏
IIHOE人と組織と地球のための国際研究所代表
【略歴】87年京都大学卒業、(株)リクルートに入社。91年に退職後、国際青年交流NGOの代表や国会議員の政策担当秘書などを務め、現在IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表。IIHOEは社会的責任向上のためのNPO/NGOネットワーク(通称NNネット)幹事団体を務めている。
セミナーのねらいと内容
事業を通じて社会を変え、より良い社会を目指すことを使命としている、NPO・SB。社会を変えるという自団体の目標にまっすぐに邁進する姿は、社会の共感を呼び、影響力を生み出します。
その一方で、自団体の事業が、本当に社会の為になっているのかを自問することは、社会的事業として基本的な姿勢です。そして、仮にその事業が一面的に社会の為になっていたとしても、事業を通じて、知らず知らずのうちに誰かを傷つけているかもしれません。
人権、環境、教育、差別…取り組まなければならない社会的課題が山積する中で、NPO・SBに関わる従事者/支援者は、公益を担っているからこそ、「いいことをやっている」という姿勢に驕らず、社会に対する責任を果たしていかなければなりません。
本セミナーでは、社会的事業における社会的責任とは何か、その基礎を学び、各団体の事業の中で足りていない視点を検討し、事業と社会的責任を統合していくための計画を練ります。
受付・申込
対 象:社会的事業に取り組む、NPOソーシャルビジネスの
従事者・支援者・プロボノ
参加費:3,000円/人(当日支払)
定 員:20名
申 込:以下のリンクよりご登録ください
https://goo.gl/forms/JivaEj3tKPyob8xw1
お問合せ:058‐214-3442(人と動物の共生センター)