10月4日は、IIHOEの川北秀人様を講師にお迎えして、社会的責任向上のためのNPO/NGOネットワークの皆様と共催で、NPOの社会的責任を考えるセミナーを開催しました!
岐阜を中心に多くのNPO関係者の方にご参加いただき、社内も含めて20名の受講者とともに、NPOの社会的責任の基礎を学びました。ご参加いただいた皆様、講師の川北秀人様、共催いただいたNNネットの皆様に御礼申し上げます。
社会を変えようと思っているNPOだからこそ、自分たち自身がきちんと社会に対して責任ある活動を行っていく必要があると日々実感しています。人と動物の共生センターでは、ペット産業のCSRの推進を活動の主軸の一つと位置付けていますが、促す側が全然できてないってことは許されません。
セミナーの中では、ISO26000の概要や、理事会・理事の責任の話など、社会的責任の基礎となる考え方をぎゅぎゅっと詰め込んでお話いただきました。
社会的責任ってつかみどころがないように感じていましたが、やるべきこと一つ一つは難しくはないことなんだなと感じました。でもそれを漏れなく全部果たしていくというのは、まだまだハードル感があります。いただいたチェックリストを活用して、1項目ずつでもできている部分を増やしていけるように、スタッフとの話し合いを進めていこうと思いました。
人と動物の共生センターとしては、やはり情報発信の部分、そしてガバナンスの部分に課題があると感じました。10月5日の行ったONELife部門の振り返りのミーティングでは、もっと情報発信をして、なぜONELifeをやっているのか、その目的を、関係者の方にご理解いただけるようにしていきたいという意見が多く出ました。特に飼い主さんたちは、単純にサービスを受ける受益者としてだけではなく、飼い主さんから、知り合いの方や家族や近所の飼い主さんに情報を伝えてもらいたい、そういう役割を担っていただけるようなエンゲージをしていきたいという話になりました。
ステークホルダーの方に対して、一方的なコミュニケーションを行うのではなく、双方向でのコミュニケーションをして、活動に参画していただけるようなつながりを作っていくことも重要な社会的責任の一部と感じており、今後、人と動物の共生センターでもそうした意識を持って、活動を行っていきたいと考えております。