2025年5月14日、 「子猫拾っちゃいました…」引き取り依頼はもうご免!拾ったあなたを主役にする保護活動とは?と題し、[夜9のネコ]を開催しました。シリーズとしては以前の[水9のネコ]から数えて11回目となります。

折しも野良猫の出産シーズン。動物愛護団体も動物愛護センターも忙しい時期の開催となりました。ご参加いただいた皆さまには御礼申し上げます。

まず、当センターの落合優実獣医師より、愛護センター勤務時代と現在との殺処分数などの変化から、動物を取り巻く社会状況の変化と、その変化に対応してゆくため「互助・共助から自助を育てる」ことの必要性について提言がありました。

それを受け、当センター鈴木の体験談も交え、視聴者の皆さまと共に「自助のためにはどんなサポートが必要か?」「皆さんが初心者の時、何に困った?」「初心者さんにどんな声かけをしたらいい?」といった切り口で、どのようにして子猫を発見した方に活動に参加してもらうかをディスカッションしました。今回ご参加いただいた100名近くの皆さまは既に何らかの活動をされている方も多く、LINEグループに参加してもらいサポートする、などの実践的な情報共有をしてくださいました。それによりこの配信が非常に有意義なものとなりました。

限定公開でのライブ配信でしたが、番組の最中に「役立つ情報なのでぜひ多くの方に見てほしい」とのご意見を頂戴し、タイトルを「もしも子猫に出会ったら?:出会った人の自助を促す互助・共助とは?」と改題、アーカイブを当センターのYouTubeチャンネルにて公開することとなりました。

当日の模様はぜひこちらの動画をご覧ください。