今日は、名古屋市動物取扱業継続研修の講師をやってきました!
この9月から犬猫の販売日齢規制が49日になるのに合わせて、子犬子猫の社会化をテーマに講演してきました。今回は200人以上の取扱責任者の方にお集まりいただきました。1月と2月に1回ずつ同じ講演をさせていただきます。
さて、話の内容としては、社会化についてと言うことで、子犬子猫の発達段階の話や、どのような社会化が具体的に必要かと言う話、基本的なしつけの話をしてきました。
今回、特に注力したのが、明日から使える知識という部分です。小難しいことではなく、既に知っているかもしれないけど、意外と実践していないこと、明日からの業務に役立つものをご提供しました。
かいつまんでご紹介しますと…
1.社会化について
⇒ 社会化とは何か
⇒ 子犬子猫の発達段階について
⇒ ブリーダー段階で如何に社会化するか
⇒ ショップ段階で如何に社会化するか
⇒ 家庭に迎えた段階で如何に社会化するか
2.ハンドリングについて
⇒ ブリーダー・ショップでもハンドリングをしよう
⇒ どんなハンドリングが必要か?
⇒ ハンドリングと不安気質
3.社会化と感染症の関係
⇒ワクチンとの関係をおさらい
⇒抱っこして散歩に行っていいの?
⇒感染症を管理して社会化していくには
4.しつけ&社会化でよくある質問
⇒人がリーダーにならないと、舐められないようにしないと…って本当?
⇒序列の本来の意味
⇒体罰は百害あって一利なし
⇒噛み癖の動機づけはどこにある?
5.これから求められるペット産業の社会的責任とは
⇒社会的責任とは何か
⇒動物福祉と社会的責任の事例
⇒ペット産業が求められる社会的責任とは
⇒動物福祉を守れる企業が生き残る
と言う様な事をお話してきました。分かりやすく端的にシンプルにお話するように努めましたが、果たして伝えられたかどうか…伝え方も今後ブラッシュアップしていかなければですね。
資料をアップしました!
良ければ確認してくださーい。
ペット販売業の持続的な経営に必要な社会的責任の考察
参考資料の方もこちら
ご参加いただいた取扱責任者の皆様、お招きいただいた名古屋市様、ありがとうございました!!