12月22日(月)に人と動物の共生大学「多頭飼育崩壊について話し合おう!」ワークショップを開催しました。
昨今、社会課題として着目されている、生活困窮者のペット飼育問題。
特に繁殖能力が高い猫に着目し、”猫の多頭飼育崩壊”について関西を中心に活動している、保護猫専門のお手伝い屋さん『ねこから目線。』小池さんが実際に関わった多頭飼育崩壊の事例をもとに参加者とワーク形式でディスカッションを行いました。
想像力と現実的な支援に繋げるための手だてに現状正解はなく、様々な立場の参加者からどうやったら猫の持続可能な支援活動ができるのか意見や案が出ました。
参加者は「これから何か活動・支援をしたいと思っている人」「既に活動しており情報を交換したい人」「多頭飼育崩壊問題について興味のある人など」有識者から気軽に参加された方まで5チームに分かれ、
①家族構成や猫の飼育頭数から、なぜ多頭飼育で困っているのか想像し、
②実際の家族や猫の現状を聞き、行政へのアプローチや支援への繋げ方を案だし、
③ねこから目線。さんが行った支援を元に改善点や問題点、評価点を話し合いました。
実際の事例を通して、臨場感を感じながら支援策を考える機会は大変貴重な時間となりました。
参加者のワーク後アンケートで回答者全員が「また参加したい」と高い満足率のワークとなりました。
次回1月25日に2回目のワークショップを企画しております!
皆様にとって少しでも多頭飼育を知る機会になればと思います。