6月24日(土)に、「人と動物の共生ファシリテーター養成講座 第2回」を開催しました。

第1回では、ファシリテーターとはどんな立ち位置で、何を求められているのかを座学中心で学び課題を持ち帰りました。

2回目となる今回は、実際に受講者同士で聞き役とファシリテーター役に分かれ、良かった所や課題をフィードバックしたのですが、前回の事後課題だった「積極的傾聴」を実践したことにより、日常での実用性を実感されたエピソードがたくさん聞かれました。

仕事で利用者に対して、家族との日常会話で、当たり前なようで忘れがちな「傾聴」の効果と役割を確認し、ファシリテーションにおいて主軸となる大切な行動だと再確認することができました。

また、傾聴・週末のイベント企画ワークでは、1回目の講義で戸惑いながら参加していた皆さんが積極的にファシリ役や書記役に立候補される姿が見られました。

実践をしていくことでファシリテーションスキル(=複数の人々の意見や関係を整理し、対話を円滑に促進するスキル)が身につき、成長を感じられる講義を2日間に分けて受講したことで、1回目の内容を日常生活に持ち帰って挑戦でき、知識だけでなく体感できていることも実感できたのではないでしょうか。

<参加者の感想(抜粋)>
コンフリクトマネジメントの、背景を聞くことの大切さを学びました。理由が一緒でもアプローチの仕方が違っただけなど深堀していくと見えてくるものがあるので、こちらだけで解決しようとせず丁寧な傾聴をし、常に『なぜ?』と聞くことを気をつけたいと思います。

傾聴、復唱し相手の話を引き出す。といったところは今後も継続していきたいと思います。あとはファシリテーターとして、会の企画や進行を実際に経験する場が与えていただけるというのもありがたいと思います。 今後は仕事やボランティアの現場、メンバーなど、高齢者とのかかわりが多い中で話を聞いてどうしたらよいのか、みんなで考えられる関わりづくりに活かしていけたらと思っています。

目的と目標を分けることが非常に大きな学びでした。また相手の意見の背景や目的を聞いて意見の掘り起こしをすることや話の腰を折らないように話をまとめたり復唱したりすることが二日目の学びです。可視化のツールのフレームワークは高度な技術が必要と思いましたが使うことで会議の達成レベルは格段に上がるだろうと思いました。

7月4日には、第3回も実施いたしました。
立候補された2名の参加者がファシリテーターと企画に分かれ、疑似交流会の詳しいテーマ内容の決定やルールの取り決めなどを行いました。
その様子は追ってご報告します。

なお、今期の参加募集は終了しましたが、同様の企画を検討中です。
詳細が決まりましたら、人と動物の共生大学のFacebookやLINEで告知いたしますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。

※受講には、人と動物の共生大学へのご参加が必要です。

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